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どこに頼めばいい?
取材・編集・ライティング業務の委託先選びと依頼時のポイント7選

現在、Web媒体でのコンテンツ更新、紙媒体でのオリジナル記事作成など、様々な場面で企画・編集・執筆を中心とする取材業務が必要とされています。一方で、制作物やコンテンツに合った人材に担当してもらうには、社内のリソースでは対応しきれないことが増えています。

そこで選ばれているのが、アウトソーシングやクラウドソーシングといった委託・外注業務です。専門的な知識やスキルなど、慣れない業務をプロに委託することで、業務の効率化・コンテンツの質の向上が見込めます。

この記事では、取材・編集・ライティング業務の委託先を選ぶ際のポイントと、実際に依頼する際のコツについて解説します。

委託先選びのポイント

コンテンツ制作における業務の効率化や質の向上を図る上で、取材・編集・ライティング業務の委託は非常に有効です。
しかしながら、適切な委託先を選び、想定していたクオリティで納品してもらうことは簡単ではありません。

まずは、業務委託をする際に押さえておくべきポイントを紹介します。

1.実績を確認する

委託先を選ぶ上で、まず大切なことは、委託先の実績と評判を確認することです。委託先により、それぞれ得意な分野があることも多いので、依頼業務や業界に関する実績をチェックしておくことをおすすめします。

また、過去のプロジェクトやポートフォリオを確認することで、実際の作業時間や成果物のクオリティを把握することもできます。ホームページなどに掲載されていない場合でも、問い合わせを行うことで詳細な事例を見聞きできる場合も多いので、事前に確認しておくとよいでしょう。

2.料金とその内訳を確認する

委託先の料金が予算内であるかどうかを確認するのはもちろん、サービスの質が料金に見合っているかを評価する必要があります。適正価格かどうか見極める一方で、コストと品質、納期までの時間など、バランスを重視しましょう。

そのためにも、見積の内訳を確認することが大切です。どの作業にどれだけコストがかかるのかを事前に確認することで、委託したい業務に見合った見積・提案内容になっているかを把握でき、発注後のトラブルを避けることができます。

3.納期と制作体制を確認する

納期を守ることは信頼関係の基盤と言えます。委託先がスケジュールを守り、プロジェクトを円滑に進行させるための体制を整えているかの確認は重要です。

制作体制についても見積もりと同時に資料としてあらかじめ提出をお願いするとよいでしょう。制作現場にはイレギュラーがつきものですが、チーム体制であればリカバリーも比較的容易です。

4.コミュニケーション能力を確認する

円滑な業務遂行のためには、コミュニケーションが欠かせません。委託先が迅速かつ適切な対応をしてくれるか、プロジェクトの進行状況を適時に報告してくれるかを確認しておきましょう。

また、担当者との相性も非常に重要です。担当者とのやりとりがスムーズであれば時間や手間をかけずに制作を進められます。いい加減な対応がないように、事前に窓口となる担当者と直接話しておくこともポイントです。

依頼時のポイント

業務を委託する際には、期待する成果物の目的を明確に伝えることが重要です。期日や期待される行動、具体的な要求や希望を伝えることで、より的確な記事を作成することができます。そのために、まず見積もり時に話した内容をまとめた仕様書を作成し、委託先に共有しておくとよいでしょう。

よいライターを探し、記事を作成できなければ、結局修正に時間や手間がかかってしまいます。そこで、素早く効率的に、かつ高品質な記事を執筆してもらうために必要となるポイント、業務委託する際の準備と留意点について解説します。

1.依頼内容を整理する

記事制作の目的やターゲットをまとめましょう。読み手にどのような思いを伝えたいのか、どのような変化(行動)を与えたいのかをライターと共有することで、より質の高い記事の作成が期待できます。

逆に、「PV数が増える記事」「○○のテーマに合った記事」のように曖昧な依頼をしてしまうと、記事の内容が浅く、目的に沿わない記事が納品される可能性が高まるでしょう。

2.掲載媒体とターゲットを共有する

作成した記事がどのような媒体に掲載(引用)され、どのような読者に読まれるのかという情報は、記事を作成する上で非常に重要です。

また、同じテーマであっても掲載する媒体やターゲットにより、見出しや言い回しなどのトーン、挿入される図表イメージも異なります。より効果的な記事を作成するためにも、特に初回に依頼する際は、打ち合わせを綿密に行いましょう。

3.契約を交わす

ライターとの間で契約を締結する際には、報酬や支払い条件など重要な項目を明確にしておくことが必要です。特に、著作権などの知的財産権の取り扱いについても確認しておく必要があるでしょう。契約書に明記しておらずトラブルとなってしまう可能性があります。

双方が納得した条件で円滑に進行するためにも、契約は曖昧にせず、明記することが重要です。

まとめ

今回は取材・編集・ライティング業務の委託先選びと依頼時のポイントについて解説しました。
ご紹介したポイントをまとめると以下のとおりです。

▼委託先選びのポイント
1.実績を確認する
2.料金とその内訳を確認する
3.納期と制作体制を確認する
4.コミュニケーション能力を確認する

▼依頼時のポイント
1.依頼内容を整理する
2.掲載媒体とターゲットを共有する
3.契約を交わす

業務委託先を探す際に必要なポイントをしっかり押さえ、効率的で質の高いコンテンツ作成を目指しましょう。

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